エミューオイルの有効成分

エミューオイルは、10種以上の脂肪酸を含有しており、なかでも以下の3種は有効性が高いと言われています。

オレイン酸(n-9系)

オリーブ油などにも含まれており、皮膚吸収に優れ、有効成分をよりよく浸透させる働きがあります。
過酸化脂質の抑制をするため、細胞内のDNAを破壊せず安定させます(=がんの抑制)。
LDL(悪玉コレステロール)のみ減少させるため、動脈硬化などの予防になると言われています。

リノール酸・r-リノレン酸・アラキドン酸(n-6系)

母乳などにも含まれ、細胞の活性化・血中コレステロール値低下・血管拡張・血小板凝集抑制に有効と考えられています。
生体調整ホルモンであるプロスタグランジンの原料となり、炎症や血圧調整を行う働きを期待できます。

a-リノレン酸(n-3系)

しそ油などにも含まれ、EPAやDHAの原料となります。
血栓ができるのを抑え、血管の拡張、血行の改善、血圧を抑制する働きがあります。
アレルギーや炎症の仲介物質(ヒスタミン・トロンボキサン・ロイコトリエンなど)の働きを強力に抑えるため、敏感肌・アトピー、花粉症、ぜんそくなどのアレルギー疾患を抑制する働きがあると言われています。

もっとも重要なことはこれらの各種脂肪酸をバランスよく取ることであり、エミューオイルの成分構成は種目数・量ともに理想的な配分で含有しているため、より効果的だと考えられます。

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